ライオンパワー株式会社

製品開発ストーリー:困難=差別化への源流。私たちは、イノベーション装置の開発で「いいねぇ」をGETしていきます。

お客様のハイリスクを拭い去れ:ソフトウエア置き換え

「誰も解らないよなぁ?!」「海外製品だから無理だな!」
そんな時には、ライオンパワーにひと声お掛けください。電気、機械、ソフトウェアを駆使して分析し、リニューアルいたします。

もしものハイリスクに対する予防処置として、経験と実績、チームワークで『ソフトウェアの置き換え』対応をさせて頂きます。


ハード図面はあっても、ソフトウエアはブラックボックス

お客様が実際に使用している装置や販売している製品には、ずいぶん古くに開発されたものも多々あります。

それが例えば製造設備で使用している装置であれば、万が一の故障でそのラインが停止し、商品の製造がストップしてしまうことで多大な損害が発生してしまいます。
販売している製品であれば、その製品で使用している電子部品の生産中止等により、継続販売が出来ない状況に陥ってしまいます。

そこであらかじめ「後継機種を開発設計する」となることになるのですが、このとき、基板の回路図等のハードウェア図面はほとんどの場合残されており、ハードウエアはそれをベースに開発できます。

しかし一方、ソフトウェアに関しては最終的にはプログラムのソースコードを解読し判断する必要がある場合がほとんど。古い製品のソフトウェアでは、アセンブラ言語(古い言語)等でプログラミングされているものが多いため、解読するのに時間を要してしまいます。

また、開発当時の設計資料等が残っている場合でも、導入後に改善を繰り返していて、その資料のみでは情報が不足している状態がままあります。
その製品の詳細や設計思想等を熟知したメンバーが退職などでいなくなっていて、詳細な仕様を出せずに困っていると聞くことも度々あります。


企業運営のハイリスクをライオンパワーが払拭

このような状態でもし装置が故障したり、部品交換(生産中止による交換)によるプログラム変更が必要となれば、お客様ではまず対応できず、お客様の生産計画や売り上げに大きく影響します。
つまりこの状態は、『ハイリスクをかかえた状態で企業運営をしている』と言えなくもないのです。

そこで、ライオンパワーではソフトウェアのソースコードを解析させて頂き、現在主流のC言語等で再プログラミングする『ソフトウェアの置き換え』をご提案してきました。

ただ、プログラミング言語を置き換えるといってもまだまだ問題点があります。
もともとのソフトウェアが一般的に分かりやすく構成してあればまだ良いのですが、非常に複雑な構成になっている場合や、いわゆる「離れ技」のようなテクニックを駆使して機能を実現している場合も多々あり、知らず知らずのうちに新たなリスクを抱えていたという場合もあります。

この様な場合、解析するのにも非常に苦労するのですが、その構成をベースに再開発しても理解しにくいソフトウェアが出来あがってしまうだけで、「リスクを抱えている」という根本的な問題は残されたままです。
ライオンパワーでは、実際の運用方法を熟知した詳しい情報をお持ちの方から情報をお伺いしたり、弊社の方でシステムを勉強させて頂き、総合的な解決へと結びつける『ソフトウエア置き換え』を行っています。


粘り強さと解決力でお応えします

また例えば、マイコン等の電子部品は従来と比較すると格段に高速動作となっていますが、その反面では「ノイズや環境変化に弱い」といった弊害があります。基本的には正しく動作しても、ごく稀に何らかの条件の違いにより異常な動作が発生するので、原因を特定するのに非常に苦労します。

ライオンパワーでは、実機のある現場に足を運んで波形を測定したり、恒温槽を使用して発生条件に近づけながら評価し、原因を特定していきます。この手の問題は担当者のみで解決するには効率が悪いこともあり、複数の技術者の経験や知恵・発想を集結したチーム力で、解決の糸口をたぐりよせていきます。

これまでも想定外の問題が発生することが数多くありましたが、最終的にはライオンパワーの粘り強さと解決力・経験からくる対策力で乗りこえ、お客様にも高く評価して頂けていると自負しております。

大手のお客様だけでなく、その関連会社様にも弊社の取り組みが伝わっており、同じように抱えている類似のリスク案件についても引き合いがでてきています。

近年では政策の追い風もあり、多くのお客様でシステム更新・リニューアル設計の取り組みが増えてきました。
プログラムの置き換えのみならず総合的なシステム更新・リニューアル設計において、ライオンパワーの技術力・問題解決力がお客様のお力になることでしょう。

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